『悪魔の血は、万病に効く薬となる。ただし、多くの者には毒である』遠い遠い昔。 まだ、人々が精霊や木霊と共に生活していた時。風習を重んじる小さな村がありました。 子供の貴重なその村で、小さな女の子が生まれました。女の子はユキノと名付けられ、その数奇な運命を、一歩一歩たどって行くのです。 「天使の名を持つ悪魔」カレルと共に。